スパゲッティ

フランス マルヌ県、ランス近郊の小麦生産者ジャンバティストとキャロリーヌが小麦栽培からパスタ加工まで、すべてを自社農場で一貫して作ったアルティザナル パスタ。

乾燥工程を2回にわけて長時間・低温で行っているために、小麦本来のミネラル分・栄養素を豊富に含みます。小麦の風味を味わえる100%フランス産のパスタです。

両親が経営していた小麦農場を引き継いだジャンバティスト。同じく農家に生まれ、ずっと農産物と関わってきたキャロリーヌ。次世代の農業の形を模索する二人は、2017年に自身の農場で収穫した小麦を使って100% Made in Franceのパスタをつくるプロジェクトを立ち上げます。試食と評価を繰り返すパスタ・テスターをソーシャルメディアで募り、180人以上の協力を得て理想のパスタにたどり着きました。

パスタの品質を大きく左右するのは小麦の品質です。二人はパスタに合う小麦の品種を厳選し、生粋の農家であるジャンバティストが生態系に合う農法で栽培しています。彼らが実践している農業は、これまでに行われてきた生産と消費を繰り返す食料システムではなく、自然の再生能力を維持して生物多様性を守り、土壌を保存しながら天然資源を最大限に引き出す持続的な農法です。HVE（Haute Valeur Environnementale：高い環境価値）認証に通じる農法で、現在、HVE取得を準備しているとのことです。

Papoteのパスタは、2回にわけて乾燥させています。一次乾燥で色調と形状を「固定」させ、次の乾燥工程では、24時間かけて50度〜60度の低温でゆっくり乾燥させています。小麦の風味や栄養素が失われず、パスタに小麦本来の美味しさを閉じ込めています。

Papoteの由来は、pâte（パット=パスタ）とpote（ポット=友だち）。消費者の皆さんがそれぞれの家族や友人と共有できる製品にしたい、というキャロリーヌとジャンバティストの願いが込められています。

おすすめの食べ方は、バターとフルールドセルと胡椒だけのパット・オ・ブールや、ポモドーロ、カルボナーラなど。パスタの美味しさを味わえるシンプルなパスタがぴったりです。美味しいパスタは少量でも満足感を感じられます。ぜひ、フランスの小麦農家が作ったパスタをお試しください。湯で時間は少し固めの10分がおすすめです。